体幹に関わる4つの重要概念③【重心】
こんにちは、K.Gです!
今日も先日に引き続き、
体幹に関わる重要概念について
お話していきます。
前回
今日は重心についてです。
ところであなたは、
どう頑張ってもブレてしまう
力が伝わっていない気がする
と感じたことはありませんか?
短距離なら、伸びがない。
中長距離なら、後半足にくる。
ハードル走なら、失速する。
こういったことに
悩んではいませんか?
もしこれらの経験があるなら
今日の概念を意識することで
改善することが可能です。
後半の伸びや
効率的な力の伝達に
繋がってくる概念です。
その概念というのが、
身体は重心を
軸上に置きたがる
というものです。
「軸」とは真っすぐ立った時に、
足先から頭まで真っすぐ
通っている感覚
のことを言います。
スタート時は前傾になっていて、
スピードが出ると徐々に垂直に
なってきます。
「重心」とは重力に対し、
身体を安定させる中心点
になります。
普通、人の身体は重心を
軸に対してクロスしていたい、
つまり軸上に置きたがっています。
なぜ「置きたがる」なのか。
ちょっと気になったのでは
ないでしょうか?
これは
本来は軸上に置きたいのに、
何かしらの原因で重心を軸上に
置けなくなってしまっている
からです。
その原因のほとんどが
アウターマッスル、つまり
前ももや腕、腹筋・背筋を使って
身体を動かし始めている
ことにあります。
アウターマッスルから動かすと
重心がそちら側にズレてしまい、
軸上からそれてしまいます。
例えば前ももを使って
足を引き上げたり接地をすると
重心は軸よりも前にいきます。
重心だけが前に行くと
ブレーキに変わります。
軸と一緒に重心が動かなければ
高いパフォーマンスには
ならないのです。
本来は軸上に置きたいのに、
身体の使い方が原因で軸上から
それてしまっている。
だから「置きたがる」という
表現を使っています。
身体がやりたがっている動きは
効率的で無駄がない動きになり、
余計な力を使わずに筋力を
発揮することが出来ます。
だから身体が置きたがっているのなら
置いてあげなければなりません。
そこで重要になるのが、
内側の筋肉であるインナーユニットや
大腰筋(腸腰筋の一部)になります。
内側から動かせば
重心は体幹部にあることになります。
つまり軸上にあるのです。
そのまま軸と一緒に
重心を移動させることで
スピードに繋がってきます。
これが楽に速く進む
最低限の鉄則になります。
重心が軸上にあると
余計な力を使うことなく、
高いパフォーマンスを発揮
することが出来るのです。
重心が軸上にあれば
身体がブレることも無いし、
効率的に力が伝わって
後半伸びていきます。
失速させることなく
ハードルを越えれるようになります。
ハイスピードでも後半で
足が止まることは無くなってきます。
これが今日お伝えしたかった
重心についての概念です。
重心を軸上に置きたがっている
ということを頭に入れて
重心の位置を意識するだけで
様々なことが変わってきます。
のけぞったり前のめりに
なってしまうなら、
少し重心の位置を移動させて
みてください。
足が前についてしまう、
後ろに流れてしまうなら
重心の位置を軸上に戻して
みてください。
もちろんすぐに出来ること
ではありません。
ですが意識を繰り返せば
少しずつ感覚を掴めることです。
意識するかしないかでは
天と地ほどの差があります。
普段歩くときでも
意識出来ることなので
今日から意識してみて下さい!
また次回も
体幹に関する重要概念について
ご紹介したいと思います。
次回は「重力」について、
4つの重要概念の4つ目になります。
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